東京都内には、数多くの日本庭園があり、自然溢れる庭園の空間から超高層ビル群を見渡すギャップは、まさに異空間。日々の都会の喧騒も忘れさせてくれることでしょう。都内にある日本庭園から今回は「六義園」をご紹介します。
六義園
三菱の創業者である岩崎彌太郎の別邸としても有名な回遊式庭園です。庭園名の読み方は「ろくぎえん」と思っていましたが、「りくぎえん」が正しいようです。中島、茶屋、石組、橋、池などの庭園の要素はもちろんの事、紀州和歌、万葉集、古今集の景勝を写し出しています。
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1.つつじ茶屋
つつじの木を柱、梁に使用した珍しい建物です。近くで見るとこんな構造で大丈夫か心配になるくらいですが、つつじの木は意匠的に非常に面白いと感じました。
2.藤代峠
園内で一番高い築山であり、標高35mで頂からは園内を一望できます。和歌山にある藤白峠から名付けられました。
3.渡月橋
基礎となっている岩の上に2枚の大岩でかけられている橋で、そのシンプルさが庭園でよく見かける橋とは違った印象でした。幅も狭く、手摺りなどはないので、渡る際は慎重に!
その他にもまだまだ見所がたくさんあって、訪れる季節によっても全く違う景色を楽しめると思います。特に正門入ってすぐの内庭大門にあるしだれ桜の大木は、是非とも開花の時期に訪れていみたいと思います。
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